【宝塚記念展望】レイデオロ名誉挽回の一戦
「宝塚記念・G1」(23日、阪神)
17年ダービー馬レイデオロが帰国初戦を迎える。ドバイシーマクラシックは6着に敗れたが、不慣れな逃げやナイター競馬も影響したか。この中間、追い切りにまたがったルメールは「いい動きだった。大人になった」と納得の表情。3つ目のG1タイトルに向けて力は出せそうだ。
昨年はG1で惜しいレースが続いたキセキ。前走の大阪杯も首差の2着だったが、「落ち着いて指示に従えるようになった。昨年の宝塚記念(8着)とは違う」と辻野助手。17年菊花賞以来のVなるか。
ドバイ帰りのスワーヴリチャードに、庄野師は「海外遠征がいい経験になった」と満足そう。大阪杯Vの阪神で戴冠を狙う。紅一点はリスグラシュー。香港からの帰国初戦だが、こちらも万全の仕上げだ。
エタリオウは11戦して2着が7回と勝ち切れないタイプも、初コンビの横山典がどう運ぶのか注目だ。16年ダービー馬マカヒキも復調気配。アルアインは4戦3勝の仁川巧者だ。