藤田菜七子騎手、重賞初制覇へ 北欧で優勝、余勢駆って七夕賞に
スウェーデンのブローパーク競馬場で先月30日に行われた「ウィメン・ジョッキーズ・ワールドカップ」で総合優勝を飾った日本中央競馬会(JRA)の藤田菜七子騎手(21)が3日、茨城県の美浦トレーニングセンターに凱旋した。前日に帰国したばかりだが、強行軍の疲れも見せず調教騎乗を行った。
8カ国10人の女性騎手の頂点に立ち「いろいろ勉強し、吸収できました。多くの国の女性と接したことは、貴重な経験でした」と語る。スキルのみならず、意識レベルが向上したのは確かだ。
余勢を駆って、7日の七夕賞(福島、G3)ではゴールドサーベラス(7歳牡馬)に騎乗し、重賞初制覇に挑む。