【函館記念】粘り腰発揮 1番人気マイスタイルが逃走V
「函館記念・G3」(14日、函館)
差し馬の出番なし。1番人気のマイスタイルが逃げ切り勝ち。待望の重賞タイトルをゲットした。
好スタートから迷うことなく先手を主張。道中は2番手以下を離し気味にすると、前半の1000メートル通過が59秒8。直線を向いていったんは、2番手のマイネルファンロンにかわされたものの、そこから驚異の粘り腰を発揮。もう一度内から差し返すと、最後は首差抑えた。タイムは1分59秒6。17年のダービー4着馬が、ようやく重賞ウイナーの仲間入りを果たした。
鞍上の田中勝春騎手は、自身にとって約4年3カ月ぶり(15年福島牝馬S=スイートサルサ)の重賞勝ちとなった。2着に9番人気のマイネルファンロン、3着には3番人気のステイフーリッシュが入った。