40歳の元競走馬が死ぬ、長野 シャルロット、長寿シンザン抜く
長野県佐久市のスエトシ牧場は4日、飼育していた40歳の雄の元競走馬「シャルロット」が3日に死んだと明らかにした。日本中央競馬会(JRA)が把握する三冠馬「シンザン」の長寿記録35歳3カ月を2014年に抜き、人間に換算すると、100歳を超えていた。
牧場を経営する藤原直樹さん(54)によると、3日午前5時半ごろ、衰弱しているのを牧場のスタッフが発見。回復の見込みがないことから安楽死させた。前日までは食欲もあり、体調に問題はなかったという。
シャルロットは1979年5月、北海道静内町(現在の新ひだか町)で生まれ、85年まで地方競馬に出走した。