【ボート】大村ボートレースメモリアルカウントダウンコラム4
「ボートレースメモリアル・SG」(27日開幕、大村)
昨年のメモリアルは女子選手の出場はなかったが、今年は遠藤エミ、小野生奈、大山千広の3人が参戦する。中でも大山の出場は大きな話題だ。今、最も旬の女子レーサー。レディースチャンピオンでは初出場初優勝、そして大会最年少での優勝記録の更新という金字塔を打ち立てた。
デビュー前から母・博美さん(引退)と母娘レーサーとして注目され、今では話題性以上の実力を身につけている。あと一歩で昨年末のクイーンズクライマックスに進めなかった無念から、今年は一気に“夏の女王”の座まで上り詰めた。
「憧れがある。行きたいと思う」と思い続けてきたSGの舞台。今年は既にオールスターに出場し、ドリーム戦にも選出された。予選突破はならなかったが、2日目に1勝を挙げており、男子の超一流のすごさを肌で感じ取った。
今回のメモリアルは繰り上がりで出場権を得た。「SGで活躍できるように、レベルアップしていきたい」。レディースチャンピオンの優勝で、来年のクラシック(3月17~22日・平和島)の出走権を獲得。女王の座を獲得した勢いのまま、SGの舞台を迎えられるのは大きい。今の大山なら、成長を証明する活躍を期待できる。