【競輪】郡司浩平が小田原記念連覇 南関作戦でG3通算V6
「北条早雲杯争奪戦・G3」(27日、小田原)
開催最終日の12Rで決勝戦が行われ、郡司浩平(28)=神奈川・99期・S1=が、最終2角から番手まくりを決めて、大会連覇を達成した。G3制覇は通算6回目。2着に木暮安由、3着には松谷秀幸が入った。また、6Rブロックセブンは金子哲大(30)=埼玉・95期・S1=が制した。
地元のエースが意地を見せた。郡司が小田原記念連覇を果たした。「優勝することを目標にやってきた。最初にゴールに到達できてホッとしている。結果が出てすごくうれしいです」と喜びと安どの入り交じった表情を見せた。
レースは南関勢の先頭を務めた根田が赤板前から先行態勢に。番手の郡司は最終2角から自ら踏み込み、そのまま押し切った。「根田さんがあれだけ行ってくれた。失敗はできないと思っていた」と振り返った。
落車負傷から復帰初戦のG1・オールスターで決勝進出、2場所目の今開催で優勝と、存在感を示している。「後半戦には、まだビッグレースがある。G1を獲るつもりでやっている」と力を込めた。