アブソルティスモとサリオスが再戦へ(15日・POGブログ・東)
競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお贈りするPOG情報。すでにデビューしてクラシック戦線を見据える良血馬から、これからのデビューに向けて準備を進める若駒まで、東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。
先週のアスター賞でクルーガーの全弟サクセッションが2連勝を飾りました。出遅れてしまいましたが、積極的な競馬で道中からハナを取ると、そのまま危なげない競馬で押し切りました。馬格があってどんな馬場にでも対応できそうなタイプですね。目標は朝日杯FS(12月15日・阪神、芝1600m)になりますが、間にレースを挟むかどうかはこれから決めるとのこと。
中山芝2000mの新馬戦はブレッシングレインが勝利。まだまだ緩い面を残しているように見えましたが、追ってからのフォームが印象的でしたね。小差のVでしたが、これからドンドン良くなってきそうです。楽しみですね。
中山芝1600mの新馬戦はシャインガーネットが最後に詰め寄られたものの、しっかり残して初戦を勝利で飾りました。次走はまだ発表されていませんが、これから良くなりそうな馬だけに期待したいです。
先週お知らせしたダーリントンホールの次走ですが、状態次第では東スポ杯2歳S(11月16日・東京、芝1800m)も視野に入っているとのこと。今後の動向に注目していきたいですね。
サウジアラビアRC(10月5日・東京、芝1600m)ではアブソルティスモとサリオスが新馬戦の再戦となりそうです。初戦は後者の切れ味に前者が屈する形になりましたが、果たしてどうなりますか。注目の一戦です。
新潟の未勝利戦を勝ったアルムブラストはカンナS(28日・中山)を予定。(馬三郎美浦支局・木村)