【競輪】山崎悔しさ糧に初タイトル誓う 果敢先行も8着
「共同通信社杯・G2」(16日、松阪)
郡司浩平(29)=神奈川・99期・S1=が最終バックから3番手まくりで共同通信社杯を初制覇。優勝賞金2130万円(副賞含む)を獲得した。これで賞金ランキングは7位に浮上し、グランプリ(12月30日・立川)初出場が視界に入った。2着に佐藤慎太郎、3着に平原康多が入った。
若手の登竜門といわれる大会で連日主導権を握った山崎賢人(長崎)。決勝も打鐘前から果敢に先行したが8着。「抑えて駆けるつもりだった。自分では大丈夫と思って駆けたけど、まくられているのは力不足。風は気にならなかったけど、掛かってなかったんでしょう」とさばさばとした表情で振り返った。「また練習して頑張るだけです」とこの悔しさを糧に脚力を磨き、ビッグタイトル制覇を目指す。