【競輪】システム障害で3、4日の全開催が中止
競輪とオートレースを統括する公益財団法人JKAは3日、システム障害のため、この日の昼間開催だった松戸G3(滝澤正光杯)初日、西武園F1最終日、豊橋F1最終日の中止順延、ナイター開催の別府F1最終日の中止打ち切りを発表した。
この日午前7時20分、インターネットなどから車券を購入するシステムに障害が発生した。「利用者からの投票を受け付けても、オッズが表示されなくなった」と関係者。JKAは車券購入のためのシステムが利用できない状況では、レースを開催できないと判断した。
JKAは9時に松戸などの中止順延を決定。16時に別府の中止打ち切りを発表。システム障害による開催中止は2015年8月22日の前橋F12日目以来。17時現在でも復旧のメドは立っていない。
中止になったレースの車券は全て返還される。順延日は現時点で未定。順延になった開催のレースは番組が変更される。
ミッドナイト開催の伊東F22日目、小倉F2最終日については、開催可否の協議を継続中で、18時30分ごろまでに決断する。
JKAは公式ホームページで経緯を説明し、「お客様に多大なるご迷惑をおかけ致しますことを深くお詫び申し上げます」と陳謝した。