【天皇賞】アエロリット 一発狙う 得意舞台で枠順絶好!菊沢師「自分の形取れる」

 「天皇賞(秋)・G1」(27日、東京)

 アエロリットが得意の舞台で一発を狙う。25日朝は美浦北の角馬場を周回した後に、ゲートで駐立を確認して調整を終えた。菊沢師は「追い切った後も問題なく、テンションも大丈夫でいい感じ」と手応えをつかんでいた。

 枠順も絶好だ。3枠5番に「枠はいいと思いますよ。他の馬が主張してくると面倒だけれども、この距離なら余裕を持って自分の形を取れそう。その方が後で楽になるから」と大満足の様子だった。

 通算4勝のうち17年のNHKマイルCなど3勝が東京。安田記念も2年連続で2着に入っている。「お父さんもそうだったけど、一気に加速するというよりも徐々に上げていく感じ。フットワークが大きいところも似ている」。父クロフネも東京で10年NHKマイルC、11年JCダートとG12勝を含む3勝をマーク。コース適性の高さは父親譲りだ。

 ライバルから標的とされる逃げのスタイルでも、牡馬を相手に何度も奮闘してきた快速娘。今回も小細工なしのマイペースで挑む公算が大きい。強豪勢がけん制し合うのを尻目に、押し切りを図る。10年ブエナビスタ以来の牝馬Vを狙うのはアーモンドアイだけではない。

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