強いコントレイル!とんでもない馬が出現(23日・POGブログ東)
競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお贈りするPOG情報。すでにデビューしてクラシック戦線を見据える良血馬から、これからのデビューに向けて準備を進める若駒まで、東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。
先週の東スポ杯。勝ったコントレイル(牡、栗東・矢作、父ディープインパクト)の強さは際だっていましたね。レコードもさることながら、少頭数ながら素質馬もいたなかで、2着に5馬身差の内容は驚きを隠せません。同じような瞬発力を距離延長で出せるかという点が今後の注目となりますが、ちょっととんでもない馬が出現したのは間違いありません。2着のアルジャンナ(牡、栗東・池江)も相手が悪かっただけの印象。こちらも次走以降注目の存在ですね。
未勝利の2000mを勝ったのはPOGでも人気になっていたサトノフラッグ(牡、美浦・国枝)。新馬戦6着から見事に変わり身を見せました。これも2歳レコードのおまけつきでした。マーフィーも「トップクラス」とコメントしており、これからの成長が楽しみです。次走は1月中山の自己条件を考えているとのこと。
平場の2歳500万下芝1400mはキングカメハメハ産駒のアヌラーダプラ(牝、美浦・萩原)が楽勝。千四でも自分のリズムを崩さずに直線だけでエンジンの違いを見せつけましたね。すでにNF天栄へ放牧に出されており、次走は未定。
来週の中山芝2000mには木村厩舎が2頭出しの予定。ゴットフリートの半妹サクライロ(牝、木村、父ロードカナロア、母マイカネエンジイロ)とブラックシャウト(牡、木村、父トーセンホマレボシ、母クイーンナイサー)。前者が丸山で後者が北村宏の予定。
タイダルフォース(牡、美浦・中舘、父ブラックタイド、母スルーレート)は中山芝1200mをビュイックで予定。(馬三郎美浦支局・木村)