【ボート】平和島BBCカウントダウンコラム6
「ボートレースバトルチャンピオン・プレミアムG1」(28日開幕、平和島)
今大会には山川美由紀、寺田千恵、中谷朋子、田口節子、長嶋万記、松本晶恵、守屋美穂、遠藤エミ、大山千広の9人が出場する。まさに女子のトップクラスが集結している。枠番抽選が大きく流れを左右し、優勝戦で好枠を引き当てることができれば十分に初代覇者のチャンスがある。
SG戦線でも、男子と渡り合える存在。それは、やはり遠藤エミが最右翼だろう。男子顔負けのスピードターンは迫力満点。男子トップとの戦いにも「楽しい」と自信をのぞかせる。
今年のSGはクラシック、オールスター、オーシャンカップ、メモリアル、ダービーに出場。クラシックでは見事に予選突破を果たしている。ただ今回は通常のSG、プレミアムG1とは異なり、3着以内を確保できなければすぐに脱落となり、失敗は許されない。そんな状況下でも「いつも通り」と平常心を崩していない。
平和島は昨年末のクイーンズクライマックスで準Vとなって以来の出走。どちらかといえばビッグレース時での参戦が多く、優勝実績はないが、相性自体はまずまず。「(平和島は)悪いイメージもない。一走一走、やることをやるだけ」。集中力を研ぎ澄まして、短期決戦に乗り込んでくる。