【ボート】GP&QCカウントダウンコラム1
「グランプリ・SG」(17日開幕、住之江)
令和最初の頂上決戦-。今年もボート界は「SG・第34回グランプリ」(17~22日・住之江)、「プレミアムG1・第8回クイーンズクライマックス」(28~31日・徳山)で締めくくられる。最高峰レースの出場選手は年間賞金ランキング上位者。その魅力と開催の見どころを紹介する。
◆男子18位・茅原悠紀
14年のグランプリ覇者・茅原。今年はFなしを有言実行して出場を果たした。舞台の住之江は15年のグランプリで優出。「10月のダービーを見てもらえば分かるように、自分は気負ってしまうといいことがない。いい意味でリラックスして戦いたい」と闘志を内に秘めて挑む。
◆男子17位・平本真之
平本は11月のチャレンジカップ優出4着で賞金を加算し、3年ぶりの出場を決めた。「16年はオールスター優勝の一発だけで出たようなもの。今年は大きなタイトルは取ってない。1年間の積み重ねという意味で、成長はできているのかな」。心技体の充実を前回よりも実感している。
「クイーンズクライマックス・プレミアムG1」(28日開幕、徳山)
◆女子12位・香川素子
最後の出場切符は香川が手にした。桐生のレディースCC前検日の時点で、賞金ランクは13位。そこから、勝負駆けを実らせて逆転した。「とてもうれしい。ドキドキでした。8200円差なので」と僅差で勝ち取った出場を喜ぶ。「(出場で)満足はしないように。出られるからには頑張ります」と平常心で頂上決戦に臨む。