【香港マイル】ペルシアンナイト加速全開 悲願へ池江師手応え「いい時の状態」

 「香港マイル・香港G1」(8日、シャティン)

 日本馬2頭が最終追い切りを行った。マイルに出走するペルシアンナイトは、マーフィーを背にシャープな動きを披露。昨年5着の雪辱に燃える。ヴァーズのグローリーヴェイズも騎乗したモレイラが好感触を伝えるなど、ムードは良好だ。なお、5日にゲート番と馬番が確定した。

 昨年5着のペルシアンナイトが5日、シャティンの芝コースを躍動。6F89秒8-2F23秒5の数字が示す通り、しまいだけサッと流す内容だったが、マーフィーのゴーサインに即反応。単走でシャープな動きを披露した。

 スタンドから見守った池江師は「4角を回ってから、直線にかけての加速がなかなか良かった。いい時の状態になってきましたね」と期待通りの走りに満足げ。連続騎乗となるマーフィーについては「前回は手探り状態。一回乗って分かってくれたと思う。今回の方がいいんじゃないか」とプラスαを見込んでいた。

 トレーナーにとって、香港でのG1奪取は悲願。「01年から毎年のように来ているけど、まだ勝っていない。助手時代のステイゴールド(01年香港ヴァーズ)以来かな。しかも、引退レースで勝ちましたから。ここに来るたびに思い出しますね」と思い入れは強い。

 悲願達成へ。枠番抽選では、中めのゲート番6をゲット。「内過ぎず外過ぎず、ちょうどいいと思います」。ペルシアンにとって、今年は馬場も味方に。「去年よりも硬いと聞いていたけど、実際に歩いたところは硬かった。緩い馬場よりも、硬い馬場の方が得意ですからね」。舞台は整った。経験豊富な5歳馬が、2度目の挑戦でVを狙う。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス