「グランプリ・ＳＧ」（１７日開幕、住之江）

　◆男子１１位・田村隆信

　田村こそ一番乗ってる選手だ。今月のプレミアムＧ１・ボートレースバトルチャンピオントーナメント（平和島）で初代王者となった。「エンジンの特徴に応じてどうするか。極めて、しっかり回転を合わせることに集中している」。整備手腕を上げて、５年ぶりの出場を果たした。

　◆男子１２位・徳増秀樹

　１９９４年のデビューから２６年目で、徳増が初出場を決めた。今年はＧ１で優出４回、優勝１回と活躍。「グランプリは出ることが目標ではなく、獲ることを目標に準備をしたい」と野望を抱く。「与えられた条件でどうやるか。その時に（戦略を）練り直せばいい」と必勝を誓う。

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　「クイーンズクライマックス・プレミアムＧ１」（２８日開幕、徳山）

　◆女子９位・今井美亜

　今井が賞金ランク９位で念願のクイーンズクライマックス初出場を決めた。これまではＦ事故が多く、出場を逃していた。

　「昨年までの獲得賞金から手応えはつかんでいたので、今年はＦをしないこと、クイーンズクライマックスに出場することを目標にやってきた。最後に桐生でＦを切ってしまったが、出ることはできたので一応、目標は達成です」

　今年は２月の宮島、１１月の三国で優勝。「調整を試行錯誤して来たが、ここに来てやっと方向性をつかんだ」と努力が結実。破壊力は女子でもトップクラス。それを武器に初出場初Ｖをもくろむ。