【ボート】GP&QCカウントダウンコラム5
「グランプリ・SG」(17日開幕、住之江)
◆男子9位・馬場貴也
馬場が2年連続で出場。「もう1回、グランプリに出場する目標は、しっかりクリアできた。たまたまって思われるのは嫌だった」。近況はペラの調子も上昇中だ。「夏場よりも良くなってきている。住之江は好きな水面。しっかり準備したい」と黄金のヘルメットだけを見据える。
◆男子10位・白井英治
白井にとって浮沈の激しい一年だった。SGでは3月クラシック、5月オールスターで優出。だが、6月のグラチャン準優でF。罰則で一般戦に出場が限られたが、10月に13連勝、11月には10連勝。「これまでやってきたことは間違ってない。頂点に立って証明したい」とSG舞台に意気込む。
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「クイーンズクライマックス・プレミアムG1」(28日開幕、徳山)
◆女子8位・平高奈菜
平高が大舞台に戻って来た。昨年はF3で180日のF休みが影響し、クイーンズクライマックス出場を逃した。しかし、今年は優勝5回と強い平高が帰って来た。「いいリズムで来られたと思う。ペラや調整は、長期間休んだ影響でデータ不足だが、最低限の足にはできた」と結果には満足している。
クイーンズクライマックスは出場3回を全て優出。結果も2・3・3着で優勝まであと一歩。今回の徳山はチャンスだ。「相性はいいし、いつもいいエンジンを引いている」。大レースでの勝負強さを発揮して、今年こそは頂点へ上り詰める。