【ボート】GP&QCカウントダウンコラム7
「グランプリ・SG」(17日開幕、住之江)
◆男子6位 瓜生正義
7月のオーシャンカップで10回目のSG優勝を成し遂げ、瓜生がグランプリに帰ってきた。「3年ぶりで楽しみではありますけど、新鮮と言ってはおかしいでしょうけど、そういう気持ちでいる」。前回の2016年は、インから逃げ切って黄金のヘルメットを勝ち取った。
3年前と違って、今回は初のナイター開催。「昼間は競馬の有馬記念、ナイターでボートのグランプリ優勝戦と注目度は高いと思う」と3年ぶりの優勝へイメージを膨らませる。住之江は最近5年間で、11節出場して優出4回、優勝1回。好相性の水面で一年間の集大成を見せる。
◇ ◇
「クイーンズクライマックス・プレミアムG1」(28日開幕、徳山)
◆女子6位 田口節子
今年の田口はG2・レディースオールスター(児島)、プレミアムG1・レディースチャンピオン(蒲郡)で優出。着実に賞金を積み上げて、今年の獲得賞金額は昨年の倍を優に超えた。「仕事をした感はあります。今年はクイーンズクライマックス出場を目標に走ってきた」と、昨年出場できなかった悔しさを一気に晴らした。
2年ぶりに挑む年末の大舞台に「やっぱり気持ちですよ」と気を引き締める。「気持ちが入っている時は、エンジンが出ていなくてもいいターンができる。準備していきたい」。初制覇へ万全の態勢を整える。