【ボート】GP&QCカウントダウンコラム8

 「グランプリ・SG」(17日開幕、住之江)

 ◆男子5位・桐生順平  

 今年の桐生は賞金を着実に上積みした。SG7大会は全て予選を突破し、オールスター、メモリアルでは優出。G1は3勝(関東地区選、住之江周年、福岡周年)をマークした。「2ndから行けた方が大きい。気温の変化が見られるから」。シード権を得られるベスト6に入って、6年連続のグランプリ出場を決めた。

 17年に黄金のヘルメットをかぶった感激は忘れていない。「やることは変わらない。いつも通り自分の仕事をするだけ。(グランプリは)1回勝っているが、何回でも勝ちたい。しっかり走りたいと思う」と2回目の戴冠を狙っている。

  ◇   ◇

 「クイーンズクライマックス・プレミアムG1」(28日開幕、徳山)

 ◆女子5位・寺田千恵

 女子の第一人者らしく、寺田が今年も年末の大舞台に名を連ねた。2019年は地元の児島で開催されたG2・レディースオールスターで優勝。「前半は調子が良かったけど、温水パイプが外れた頃からおかしくなって、自分を見失いかけて…」。近況は上半期の勢いはないが、8年連続の出場をつかみ取った。

 徳山は「イメージはあまり良くない」と苦手意識を持つが、G1初V(07年・レディースチャンピオン)を飾った実績がある。「レディースチャンピオンを優勝できたし、思い出には残っている」と、きっかけをつかんだ水面で、歴戦の手腕を発揮する。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス