【ボート】GP&QCカウントダウンコラム9
「グランプリ・SG」(17日開幕、住之江)
◆男子4位・峰竜太
前年覇者として峰が参戦する。今年は1月の芦屋、10月の若松でG1優勝2回。さらに優出ラッシュで獲得賞金は1億円超え。「調子が良かったと思う。グランプリを獲って、自信がついたことが一番の理由と思う」。5月から10月までの前期勝率は8・76とキャリアハイを更新し、通算6回目の勝率1位にも輝いた。
今回は史上4人目となる連覇が懸かる。「グランプリはエンジンを出すとかよりも、勝てるか勝てないか。流れ、あとは運も含めた強さが必要。チャンスが巡ってきたときには優勝したい」。最高勝率をたたき出したスピードターンで攻める。
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「クイーンズクライマックス・プレミアムG1」(28日開幕、徳山)
◆女子4位・松本晶恵
昨年は2回目の賞金女王に輝いた松本。今年もV3、そしてプレミアムG1・レディースチャンピオン(蒲郡)でも優出と活躍した。それでも「夏場に入ってから秋口までが良くなかった。レース内容がここ近年の中では最悪でした」と満足はしていない。「去年がそういう時にFしてしまったので、そこに気をつけて走った」と、平常心を心がけて態勢を立て直した。
5年連続で出場する年末の大一番でも平常心は忘れない。「連覇できたら一番いいけど、変に意識してもあまりいいことがないので」史上初の3回目のティアラ戴冠を目指す。