【ボート】GP&QCカウントダウンコラム12
「グランプリ・SG」(17日開幕、住之江)
◆男子1位・毒島誠
3年連続6回目の出場となる毒島。「昨年は多少、いろんな思いはあったが、今年はびっくりするくらい重圧はない」。今年前半は目立つ活躍はなかったが、後半に一変。9月のメモリアル(大村)、10月のダービー(児島)とSGを連続優勝して昨年同様に賞金ランキング1位でグランプリに臨む。
住之江での優勝は2011年8月の一般戦から遠ざかっている。「グランプリをやる以上は、相性とか関係ない。走りにくいとかはないし、好きな水面」と強気な姿勢を崩さない。「体重も体も完璧に仕上がっている。早く行きたい」とグランプリ初制覇だけをもくろむ。
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「クイーンズクライマックス・プレミアムG1」(28日開幕、徳山)
◆女子1位・大山千広
大山が堂々の賞金トップで年末の大舞台を迎える。デビュー5年目の2019年は大躍進の一年。「結果と実力が伴っていない。今は段階を踏んで成長している」。周囲から称賛された活躍を冷静に自己分析する。
8月にレディースチャンピオン(蒲郡)を大会史上最年少で優勝。直前の11月はG1・福岡周年で優出4着、男子の強豪が相手のSG・チャレンジカップ(桐生)では予選突破と勢いを加速させる。
徳山はこれまで3節を走って優出2回。「徳山は好きです。1回戦1号艇も徳山だけに有利。自然体で結果を残したい」と史上初の女子戦G1での夏冬連覇に挑む。