【朝日杯FS】馬場状態から浮上するのはこの馬だ
「朝日杯FS・G1」(15日、阪神)
朝日杯FSが行われる15日、阪神競馬場がある兵庫県宝塚市の天気は晴れで降水確率は0%。当日はパンパンの良馬場に期待ができそうだ。3~4角の内側に傷みが出始めたものの、おおむね芝の状態は良好。土曜は逃げ切りが多く決まっており、引き続き前有利と言えそうだ。芝千六で行われた土曜の5R新馬戦は、スローペースもあって1分36秒8と遅いV時計だったが、G1でのハイペースとなれば、1分32秒台前半に突入する可能性も十分。流れが落ち着いたとしても1分33秒台前半での決着だろう。
浮上するのはビアンフェだ。この馬の持ち味はスピード。完調手前だった前走の京王杯2歳Sは2着に敗れたが、ひと叩きされて上積みは十分。課題だった発馬にも成長が見られた。1枠2番の絶好枠を引き、確実にハナを主張できそう。自らのスタイルに持ち込めば、簡単には止まらないはずだ。先週の阪神JFを勝ったレシステンシア同様に“快逃劇”を演出する。