【オート】73歳の鈴木章夫がG1最年長勝利 山陽G1の初日3Rで逃げ切り達成
「スピード王決定戦・G1」(18日、山陽)
73歳118日の大ベテラン・鈴木章夫=浜松・2期=が、開催初日の3Rで、G1最年長勝利記録を達成した。斑走路の条件だった予選を0ハンデの1枠から逃げ切った。従来の記録だった安藤定実(飯塚)の72歳65日を1年53日更新した。
鈴木は9月1日の浜松で、日本の公営競技史上の最年長優勝戦進出(73歳8日)の大記録を達成。また、G2の最年長勝利記録(72歳223日)も保持している。1964年9月にデビュー以来、55年間で通算1350勝。今年の10勝目だった。
近況は脚光を浴び続ける鈴木が、73歳とは思えないスピードを駆使して、またひとつ最年長記録を塗り替えた。一般戦も含めた公営競技の最年長勝利記録は、オートレースの谷口武彦(浜松・引退)の73歳280日。鈴木は来年の5月28日以降に勝てば、この記録も更新する。