【有馬記念】馬場状態から浮上するのはこの馬だ

 有馬記念が行われる22日、中山競馬場のある千葉県船橋市の天気予報は曇りのち雨。降りだしは15時付近からの予報で、本番は良馬場を想定して良さそうだ。土曜日の中山は全体的にスローが多く、前に行った馬の活躍が目立った。有馬記念と同じ舞台設定の11RグレイトフルS(3歳上3勝クラス)も、2分35秒6の時計でロサグラウカが逃げ切っている。本番ではペースを引っ張る馬がいることから、決着タイムは例年通り2分30秒台をイメージしたい。雨量次第では30秒台後半か。

 毎年、穴をあける先行タイプが狙いだ。単騎逃げが濃厚なアエロリットも魅力的だが、ここはキセキを抜てきする。昨年のジャパンC(2着)を2分20秒9の好タイムで駆けながらも、不良馬場で行われた2017年の菊花賞を制している。例え馬場が渋っても問題なし。晴雨兼用タイプの先行策でアッと言わせるシーンがある。

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