【ボート】近畿地区の2020スター候補選手・井上一輝らに要注目
日本モーターボート競走会が選出した、次代の若手有望選手を強化、育成する「2020スター候補選手」近畿地区の4人が20日、大阪市のデイリースポーツを訪れた。
スター候補選手は、トップルーキーとフレッシュルーキーの2部門。トップ-の井上一輝(25)=大阪・114期・A1=は、昨夏のオール大阪・摂河泉競走で石野貴之らSG覇者の牙城を崩し優勝した実績を持つ。このあとはG1・近畿地区選手権競走(2月6~11日・尼崎)も待つ。「活躍したいですね。どのコースも得意になって、1着を目指して走る」とうなずいた。
ほかの3人はフレッシュ-に選出。中山将太(23)=福井・117期・B1=は「調整力を身につけてヤングダービーに出たい」と目標を掲げ、ボートレースのファンだった亡き父に恩返しを誓う。
森悠稀(27)=兵庫・118期・B1=は「今回選ばれてめっちゃうれしかった。今はターンの技術を磨いています」。育英高野球部で培った勝負根性も発揮し飛躍するか。
また広瀬篤哉(22)=滋賀・120期・B1=は初1着を挙げるまで時間を要したが「最近は準優にも乗れるようになり、レースが楽しくなっています」とこれからが活躍の時だ。