【共同通信杯】マイラプソディ意欲の初東上 無傷V4でクラシック主役へ

 「共同通信杯・G3」(16日、東京)

 新馬、野路菊S、そして京都2歳Sと無傷の3連勝で19年の戦いを締めくくったマイラプソディ。明けて20年は、初めての東上で開幕する。

 仕上がりの良さを伝えたのは主戦の武豊が騎乗した栗東CWでの1週前追い切り。実戦で気を抜く癖を解消すべく3頭併せを敢行すると、6F81秒4-36秒8-12秒1をマークしてパートナーを完封した。

 精神面の成長を感じさせるケイコ内容に、鞍上は「反応も良かったし、前走時の1週前追いと比較しても乗りやすかった。一歩ずつ階段を上がっている」と納得の表情だ。

 クラシックを見据え、主戦が競馬を学習させながら3連勝。今回のテーマは初の長距離輸送&東京コースだが、「ストライドの大きな馬ですから、東京コースは伸び伸びと走れそう。今の荒れた京都の馬場よりもいいと思うんです」と安田助手は、初東上を前向きにとらえる。

 無傷V4で次なるステージへ-。クラシック戦線の主役へ躍り出るためにも、ここで勢いを止めるわけにはいかない。

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