【フェブラリーS】馬場状態から浮上するのはこの馬だ
「フェブラリーS・G1」(23日、東京)
フェブラリーSが行われる23日、東京競馬場のある府中市の予報は晴れ。良馬場での決戦が見込めそうだ。土曜朝の時点で、ダートコースのゴール前における含水率は3・9%(4角は2・9%)。数字上では乾いているイメージだが、同舞台で行われた土曜9R・4歳以上2勝クラスでは1分36秒9の好時計が出た。見た目以上に走りやすいコンディションと考えられる。決着タイムは昨年の1分35秒6より若干速い1分35秒台前半か。
ワイドファラオは昨年のユニコーンSをV。57キロを背負いながら1分35秒5で走破しているのは立派の一語だ。当時は時計の出やすい重馬場だったとはいえ、フェブラリーSを勝ち負けできるレベルのタイムなのは確かだろう。それも、まだ3歳春の段階だっただけに価値は高い。明け4歳馬で伸びしろもたっぷり。休み明けの根岸Sを一度使い、重賞V実績のある舞台に変われば評価を上げざるを得ない。