【POG】新馬総括 世代最後の新馬勝利はブラックタイド産駒プレシオーソ

 先週の3日間開催では、中山、阪神での2競馬場で2レースが行われ、21日の中山では世代最後の新馬戦となった6R(ダート1800m)で関西馬プレシオーソ(牡、父ブラックタイド、栗東・清水久)が3馬身差で完勝した。

 兄は先日の交流G3・黒船賞を制したラプタス。世代最後の新馬戦は、2番人気のプレシオーソが勝利した。トップスタートから、終始楽な手応えで2番手を追走。鞍上の北村宏が追いだすと勢いのある脚さばきで抜け出し、1番人気ラストマン(2着)の追い上げを寄せつけなかった。勝ちタイムは1分55秒5。5番人気のクロフネシルエットがさらに5馬身差の3着に続いた。北村宏は「少し繊細なところはあるが、前向き」と笑顔。清水久師は「調教通りに走ってくれた。次走はしばらく様子を見てから決める」と話した。(採点・★★★☆☆)

 また、20日の阪神5R(ダート1800m)は、ロードカナロア産駒のリーガルマナー(牡、栗東・中内田)が単勝1・3倍の圧倒的な1番人気に応えて2馬身半差でV。好スタートから主導権を握り、直線でも鞍上の川田は軽く合図を送る程度。後続を楽々と引き離し、関西圏の世代最後のメイクデビューを制した。勝ちタイムは1分55秒7。好位追走の5番人気のヴェラアズールが2着、2番人気のトキノソマリがさらに3馬身差の3着に続いた。川田は「周りが行かなかったので、行く形になったのですが、まずは無事に初戦を突破できて良かったです」と振り返れば、中内田師は「攻め通りに走ってくれました。まだまだ良くなると思います」と今後の活躍を楽しみにしていた。(採点・★★★☆☆)

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