【競輪】養成所卒業式は関係者のみで実施 平昌五輪銅の原大智「肩の荷が下りた」
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日本競輪選手養成所の117期(男子)、118期(女子)卒業式が24日、静岡県伊豆市の同所で実施。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、選手候補生の親族などは入れず、関係者のみで行われた。
卒業証書授与などは粛々と行われたが、卒業式終了後は会場前に男女別で候補生たちが集結。恒例の帽子投げが行われると、感極まって泣き出す候補生がいた。
卒業式後、2018年の平昌五輪の男子モーグルで銅メダルを獲得した原大智(23)=宮城=が取材に応じて「やっと肩の荷が下りました」と笑顔。技能でなく、適性出身とあって、在所時の総合成績は70人(早期卒業者の2人を除く)中の45位。
「プロの選手としてスタートラインに立てました。ガムシャラにやって1着を量産して、早くS級に上がりたいです」と抱負を語った。