【競輪】元虎戦士の伊代野貴照 初のG2出場に「楽しみです」とリラックスモード

 「ウイナーズカップ・G2」(26日開幕、福井)

 阪神タイガースの元投手で、現在は競輪選手の伊代野貴照(39)=奈良・101期・S2=が25日、G2・第4回ウィナーズカップ(26~29日)に出場するために福井競輪に登場した。

 このシリーズは選考期間(今回分は2019年7~12月)内のS級で1着回数上位者を中心に、F1(S級シリーズ)優勝者などを集めて実施され、昨年10月に当所F1で優勝した伊代野は出場権をゲットしていた。

 元プロ野球選手がG1、G2に出た例は今まであったが、阪神所属から競輪のG2出場は初めて。

 ビッグレースに臨む伊代野は「そんなに緊張していませんよ。いつもと同じ感覚で来ました」とリラックスモード。続けて「楽しみですね」と強豪相手に戦うことにワクワクしていた。

 伊代野は初日(26日)、6Rの1次予選に出場する。4着以内に入れば2日目(27日)は2次予選に出場できる。

 伊代野は02年にドラフト10巡目で阪神に入団。08年のオフに戦力外となり、台湾(兄弟エレファンツ)や四国アイランドリーグ(高知ファイティングドッグス)などでプレーした。

 その後、日本競輪学校(現・日本競輪選手養成所)に101期生として入学。12年7月に奈良でデビュー。16年1月にS級2班に昇格。いったんA級1班に降格したが、17年7月にS級2班に復帰した。

 通算1着回数は150(647走)、優勝は19回(うちS級戦が1回、A級1、2班戦が7回、チャレンジステージが11回)。

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