【大阪杯】ブラストワンピース再進撃 コース適性不安一掃!リベンジへ

 「大阪杯・G1」(4月5日、阪神)

 18年のグランプリホースが再び軌道に乗ってきた。AJCCで重賞5勝目を飾ったブラストワンピースが、2つ目のG1タイトルを狙い、春の中距離王にターゲットを絞った。

 大竹師は前走を振り返り、「海外帰りの1戦。厳しい遠征明け初戦を何とかクリアしてくれた」と安どの表情を見せる。19年はわずか4戦のみ。札幌記念を制したとはいえ、凱旋門賞では11着に大敗した。「去年のことは去年のこと。今年はいいスタートを切れたと思っている」。好発進を決め、再進撃の準備は整った。

 前走後は1カ月の放牧を挟み、12日に帰厩。1週前追いは美浦Wで6F81秒5-12秒1(直一)。長めから時計を出したが、最後まで脚勢は衰えず。ゴーサインにしっかりと反応して伸び切った。この馬本来の迫力があり、馬体も張った状態。迫力満点の1週前追いを見届けた指揮官は「2週前追い切りで感じた“ドタドタとした走り”はまだ残るけど、先週よりはいい。休み明けを1回使って良くなっている」とうなずく。25日時点の馬体重は556キロ(前走時546キロ)。相変わらずの巨体にも「前回はそれで結果が出ている」と気にしていない。

 19年の当レースは、1番人気に推されるも6着。「ポジションが後ろになり、スローの流れも向かなかった」と敗因を分析。「札幌記念を勝っているし、2000メートルはベストに近い距離」とコース適性への不安を一掃した。19年のリベンジへ-。取り戻した自信を胸に、春の仁川へ向かう。

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