【ボート】津マスターズチャンピオンカウントダウンコラム2
「マスターズチャンピオン・プレミアムG1」(21日開幕、津)
45歳以上のベテランたちによる競演。レースのハンドルさばきはもちろん、整備も含めた調整力の争いも見どころとなる。
優勝候補の筆頭は吉川元浩。3月のSG・クラシック(戸田)で連覇を達成。昨年はクラシック制覇から5月のオールスターでSG連続Vを飾っており、この時季の勢いは一番だ。
水面相性では太田和美に注目が集まる。津では2004年に周年記念、05年にはダービー制覇。今年の出場メンバーで唯一、当地SGの優勝実績がある。近況も好調だ。2月に近畿地区選(尼崎)でG1優勝。昨年のマスターズチャンピオン(宮島)では優出3着と活躍しており、今年は初の栄冠を狙う。
松井繁は津でG1優勝8回。間違いなく得意水面だ。昨年は優出4着。初のマスターズチャンピオン制覇で、昨年5月の桐生周年以来となるタイトル獲りを目指す。
浜野谷憲吾も津でG1優勝4回と好走している。当地では昨年10月にG2・MB大賞を優勝。昨年3月の周年記念でも優出(5着)と活躍している。出場2回目の“若手”がV獲りを誓う。
歴代トップの大会V3を誇る今村豊は今年も参戦。3月の徳山で一般戦とはいえ優勝と動きはいい。前本泰和は戸田のMB大賞を優勝したばかり。クラシックで優出2着と活躍した吉川昭男にも勢いがある。昨年優勝した今垣光太郎は史上初の連覇を狙う。