注目2歳馬がゲート試験合格 モーリス&ドゥラメンテ産駒ら(POGブログ東)
競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。クラシック戦線の最前線にいる3歳馬から、これからのデビューに向けて準備を進める若駒まで、東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。
今週は皐月賞が行われ、春の中山は最終週。残念ながら2、3回中山は全て無観客競馬となってしまいましたが、継続して開催できているのは、馬券を求めるファンがいてこそ。来る新シーズンに向けて美浦POG情報を充実させていきたいと思います。
美浦は2歳馬のゲート試験合格馬も増えており、2歳馬を示す緑ゼッケンも100を突破。着々とデビューの準備が整ってきています。
ゲート試験に合格したのは、ゾディアックサイン(牡、萩原、父モーリス、母レネットグルーヴ)、ノックオンウッド(牡、堀、父Frankel、母トゥアーニー)、ブエナベントゥーラ(牡、堀、父モーリス、母ブエナビスタ)、ディアマンテール(牡、国枝、父ドゥラメンテ、母ダイヤモンドディーバ)、トゥーフェイス(牡、新開、父モーリス、母マスクオフ)、アカイトリノムスメ(牝、国枝、父ディープインパクト、母アパパネ)、トレジャーアイル(牡、宮田、父ミッキーアイル、母スーヴェニアギフト)、セレスタ18(牡、国枝、父ハーツクライ)、グランワルツ(牝、国枝、父ロードカナロア、母バウンスシャッセ)ら。
ここの掲載以外にもモーリスやドゥラメンテの産駒が多いように思えます。新種牡馬の活躍はそのままアピールにもつながりますからね。当歳から見ている印象通り、モーリス産駒は骨格がしっかり、ドゥラメンテ産駒は柔軟性に富んでいる印象。活躍が楽しみです。2歳馬の厩舎コメントはまた来週お伝えしたいと思います。
また、3歳馬では先週のニュージーランドTを勝ったルフトシュトローム(牡、堀)はNHKマイルCを予定。2着のシーズンズギフト(牡、黒岩)はノーザンファーム天栄に放牧。体調を見ながらNHKマイルCに出走するか検討するそうです。(馬三郎美浦支局・木村)