「マスターズチャンピオン・プレミアムＧ１」（２１日開幕、津）

　シリーズの行方を占う初日１２Ｒドリーム戦。出場メンバーは（１）徳増秀樹（２）辻栄蔵（３）吉川元浩（４）上平真二（５）今垣光太郎（６）前本泰和。

　白カポックで登場する徳増は、津のイン戦で無類の強さを誇る。過去５年間で２０回進入して１８勝。かなり信頼度は高い。地元選手は不在だけに、東海地区の大将格としてシリーズを引っ張る。

　２号艇の辻は、出場選考期間（昨年２月から今年１月）に優出ラッシュで勝率を稼いだ。直近の活躍は目立たないが、２００５年のグランプリ制覇など大舞台で勝負強い。これまでＧ１優勝は９回。Ｖ１０をプレミアムで狙う。

　３号艇の吉川は、３月のＳＧ・クラシックで連覇達成。今年も賞金バトルをリードする。津は３月の一般戦に出場したばかりで、調整のアドバンテージが強みとなりそう。

　４号艇の上平は充実一途。今期勝率８点超えで、ビッグレースの出場機会も増加してきた。“名脇役”が主役の座を狙う。

　５号艇の今垣は昨年覇者。まだ今年は優出に届いていない状況だが、大会史上初の連覇を目指す。

　６号艇の前本は今月にびわこのＭＢ大賞でＧ２優勝。２月の中国地区選でも１号艇で優出（３着）と好調だ。