【マイラーズC展望】インディチャンプが王者の貫禄示す
春のマイル戦線を占う意味でも重要な一戦となる。中心は、昨年の最優秀短距離馬インディチャンプだ。中山記念4着後は香港G1のチャンピオンズマイルを予定していたが、新型コロナの影響で遠征を断念。目標をここに切り替え、3月31日に栗東トレセンへ帰厩した。15日には福永を背に、坂路で4F53秒3-38秒6-12秒7をマーク。稍重馬場で力強い動きを披露した。昨年は4着。今年は王者の貫禄を示したい。
フィアーノロマーノは今季初戦の阪急杯で2着。556キロという過去最高馬体重で臨んだが、パワフルな走りで上々の滑り出しを見せた。1週前には栗東坂路で4F51秒5-37秒8-12秒6という好タイムをマークし、体調アップをアピールした。1年ぶりの重賞Vを目指す。
東京新聞杯9着からの巻き返しを期すレッドヴェイロン、洛陽Sを制したヴァルディゼール、約1年ぶりの芝に挑むワイドファラオの走りにも注目。ヴァンドギャルド、モズダディーが続く。