ダービーも無観客開催が決定…76年ぶり無観客 5月31日まで期間延長で
JRAは23日、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、2月29日より実施している無観客での開催を、引き続き日本ダービーが行われる5月31日まで延長すると発表した。ダービーが無観客で行われるのは戦時中の1944年以来76年ぶり、JRAでは史上初のこと。これにより、天皇賞・春(5月3日・京都)、NHKマイルC(同10日・東京)、ヴィクトリアM(同17日・東京)、オークス(同24日・東京)のG1・4戦も無観客で行われることになった。
ウインズ、エクセル、パークウインズ、J-PLACEでの入場および発売、払い戻しについても、引き続き取りやめ。よって、5月1日の天皇賞・春、青葉賞、そして同29日の日本ダービー、葵S、目黒記念における金曜日発売も取りやめる。中央競馬の発売、払い戻しは電話・インターネット投票のみ。また、6月6日以降の開催の取り扱いについては、今後改めて発表する。
現在、感染拡大防止策として実施している【1】競走馬の他ブロックへの出走制限(平地オープンおよび障害競走を除く)、【2】騎手の節内移動制限(異なる競馬場の障害競走に騎乗する騎手に限り可)、【3】認定調整ルームの運用に関しても同様に、5月31日まで延長する。