スカイグルーヴの異父弟レガトゥス6・14東京でデビュー(POGブログ東)
競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。クラシック戦線の最前線にいる3歳馬から、これからのデビューに向けて準備を進める若駒まで、東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。
さて、今週もデビューが近い馬からご紹介。毎週お伝えしているブエナベントゥーラ(牡、堀、父モーリス、母ブエナビスタ)は今週もウッドで5F67秒8-53秒1-39秒2-12秒4と順調に追い切りを消化。追うごとにフォームが安定してきた感じがしますね。クラブのホームページで6月6日、東京・芝1600mでのデビューが発表されました。
今週はリフレイム(牝、黒岩、父American Pharoah、母Careless Jewel)が豪快な追い切りを披露していましたね。美浦ウッドで5F67秒0-51秒3-37秒8-12秒4と雄大なフットワークでパワフルな動き。ダートの活躍は間違いなさそうですが、早い時期は芝でもやれそうです。6月20日、東京・芝1400mにM・デムーロで出走を予定。
同じレースにはエリカポンシャン(牝、国枝、父ロードカナロア、母シャンドランジュ)も予定しています。セレクトセールで1億3500万円という高額で取引された馬。バランスの取れた好馬体が目につく一頭です。鞍上はルメールの予定。
6月7日、東京・芝1400mに予定しているのはリュラネブラ(牡、国枝、父ロードカナロア、母リュラ)。祖母がヒストリックスターなので、ハープスターの近親ですね。今週はウッドで5F71秒4-55秒9-41秒6-13秒2と、僚馬のサトノレイナス(牝、父ディープインパクト、母バラダセール)に併入しています。いかにもスピードがありそうで楽しみですね。鞍上はルメールの予定。
スカイグルーヴの異父弟で今世代大注目の一頭はレガトゥス(牡、木村、父モーリス、母アドマイヤセプター)。ゲート試験後に放牧に出ていましたが、先週に帰厩。今週はウッドで5F72秒2-55秒9-41秒1-13秒0を計時。こちらも大型で雄大なフットワークで駆けていました。6月14日、東京・芝1800mでデビューする予定です。(馬三郎美浦支局・木村)