【宝塚記念】ブラストワンピースが10位!GPホース巻き返す 大竹師も好感触
「宝塚記念・G1」(28日、阪神)
JRAは11日、宝塚記念ファン投票最終結果(有効投票総数140万4621票)を発表した。出走予定馬の中でトップとなったのはラッキーライラック。10万票を超える得票数で昨年の30位から大きく順位を上げ、堂々の2位で大阪杯に続くG1連勝を狙う。また、3位に入ったサートゥルナーリアは、角居厩舎としては最後の宝塚記念の出走。悲願の厩舎初Vを懸けて、全力で勝利を目指す。
大阪杯7着からの巻き返しを期す18年有馬記念馬ブラストワンピースは10位。11日、美浦Wで帰厩後の初時計をマークした。前を行く僚馬2頭を見ながらの単走追い。直線は外ラチ沿いをゆったりとしたフォームで駆け抜け、6F83秒2-39秒1-12秒0。「いつものパターン。時計を出すつもりはなかったけど、出たね」と大竹師は苦笑いを浮かべたが、「ドタドタしていた前走の2週前より全然いい。手前の変え方がぎこちなかったけど、やっていくうちに良くなるでしょう」と好感触を得たようだ。
前走を振り返ってトレーナーは「スタートで後手に回ってしまったから」と、本来のレース運びができなかったことを敗因に挙げた。宝塚記念は初めて。「グランプリホースとして、恥ずかしくないレースをしたい」と気を引き締めていた。