【競輪】松浦「最後は脚負け」脇本後位にハマるも3着

 「高松宮記念杯競輪・G1」(21日、和歌山)

 脇本雄太(31)=福井・94期・SS=が打鐘前カマシから押し切り1着。4連勝の完全優勝で通算4回目のG1制覇を達成し、賞金2940万円(副賞含む)とKEIRINグランプリ2020(12月30日・平塚)の出場権を手にした。最終ホームから仕掛けた松浦悠士(29)=広島・98期・SS=をマークした和田健太郎が2着。3着には松浦が入った。

 3着の松浦は悔しそうな表情で検車場に引き揚げてきた。最終ホーム8番手からまくり上げ、稲川のブロックを振り切り、3角では脇本後位にハマる形になった。「勝てそう」と優勝が頭をよぎったようだが「最後は脚負けでした。勝てると思った時点で負けですね」と肩を落とした。それでも帰宅準備をしながら「練習で鍛え直します」と気持ちを切り替えていた。

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