【宝塚記念】馬場状態から浮上するのはこの馬だ
「宝塚記念・G1」(28日、阪神)
宝塚記念が行われる28日、阪神競馬場がある兵庫県宝塚市の天気は雨のち晴れ。雨は早朝にはやみそうで、良馬場での開催が見込めそうだ。
芝は今週からBコースを使用。直線内側は全体的に傷んでいるが、土曜阪神10Rの京橋特別(3歳以上2勝クラス、芝2000メートル)の勝ちタイムは1分58秒9。見た目に反して時計は出る状態で、直線も内を通った馬が上位に多く食い込んだ。Vタイムは2分11秒中盤あたりとみる。
グローリーヴェイズを狙う。差して結果を出している馬ではあるが、昨年の天皇賞・春(2着)のように機動力も兼ね備えている。器用さが求められる阪神の内回りコースにおいて大きな武器だ。内をロスなく回り、的確にさばくレースが多い鞍上のレーンにとってもこの上ない枠だろう。日本よりややタフな香港の芝でも勝っているように、荒れてボコボコの走路も苦にしないのは心強い限りだ。