【ボート】鳴門オーシャンカップカウントダウンコラム1
「オーシャンカップ・SG」(21日開幕、鳴門)
「SG・第25回オーシャンカップ」が21~26日の6日間、徳島県のボートレース鳴門で開催される。「海の日」を記念して創設、G1、G2で活躍した選手が出場する大会だ。3回にわたって、ボートレース鳴門の特徴や話題を紹介する。
オーシャンカップの舞台・ボートレース鳴門は鳴門海峡に面している。潮位差はあるが防波堤があり大きな波、うねりの影響はほとんどない。全国的には“イン受難の水面”で知られている。1Mのホーム側が45メートルで、1Mへ向かうにつれて狭くなる。またバック側も80メートルと狭い。このレイアウトのため、センターからのまくりが有効だ。夏場はホーム向かい風となり、昨年6月1日~8月31日までのインの1着率は49・3%にとどまる。どのコースからでも勝負になり、高配当にも期待できる。
現行エンジンは4月10日から使用が開始された。注目となるエンジンは11号機。岡崎恭裕が6月のG1周年を優勝しており、出足、伸びともに優れている。2連対率トップの66号機はどんな調整にも反応するバランス型、初下ろしで優勝した82号機はコンスタントな成績を残す。25号機も素性はいい。また6月のルーキーシリーズで村松修二が優勝した64号機は上昇している。