ヴィルシーナの娘ディヴィーナ初陣Vへ 来月1日デビュー(POGブログ西)

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお送りするPOG情報。これからのデビューに向けて準備を進める若駒を中心に東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 今週から札幌に出張をしています。今年は新型コロナウイルスの影響で、函館開催に続いて1回札幌開催も無観客開催が決定。その点は寂しい限りですね。仕事が続けられることに感謝をして、日々頑張っていきたいと思います。

 女傑ヴィルシーナの3番子ディヴィーナ(牝、友道、父モーリス)が8月1日の札幌・芝1500mを武豊でデビュー予定。半兄ブラヴァスは12日の七夕賞で2着に好走しており、同馬にも大きな期待がかかる。22日の1週前追い切りは函館Wでウェスタールンド(8歳オープン)と併せ馬。しまい重点に追われ、5F71秒8-12秒6をマークし、1馬身先着した。安田助手は「(全体時計が)もう少し速くても良かったが、しまいはしっかりと追われていい反応だった。瞬発力があるし、走りがダイナミックで(推定410キロの馬体重以上に)大きく見せていた」と動きの良さに満足げ。23日に函館から札幌へ移動。「輸送は無事にクリアして、落ち着いている。とてもいい雰囲気」と初陣Vへ向けて視界は良好だ。

 同レースを予定するキズナ産駒のカシェル(牝、宮本、母クリニエルドゥオル)の感触も上々。安井助手は「ケイコの動きは力強くてしっかりしており、ダートでも走れそうな感じ。洋芝は合っていると思う」と期待を寄せている。

 マイスタイルの全弟マテンロウスタイル(牡、昆、父ハーツクライ、母ファーストナイナー)は8月2日の札幌・芝2000mを予定。兄は洋芝の函館で3勝し、19年の函館記念をV。血統的にも洋芝適性は高そうで、初戦から注目したい一頭だ。(馬三郎栗東支局・塩手)

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