名牝の孫、スカーレットテイルは8月9日新潟デビュー(POGブログ東)

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。これからのデビューに向けて準備を進める若駒を中心に東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 ジメジメした気候が続きますねー。梅雨明けが遅くなるということで、不快指数の高いなかで生活していかないといけませんし、加えて新型コロナの感染者もどんどん増えていますからね。果たして今後の世界はどうなってしまうのでしょうか。とにかく競馬はこのまま継続できるよう、緊張感を持って取材を続けていきたいと思っています。

 3冠牝馬アパパネの長女アカイトリノムスメ(牝、国枝、父ディープインパクト、母アパパネ)が当初の予定通り8月2日の新潟・芝1600mでデビュー予定。アパパネの子らしいやんちゃな面ものぞかせますが、4番子にして初の牝馬。どんな走りを見せてくれるか注目ですね。鞍上は戸崎圭。同じレースにはコディーノの異父妹ジネストラ(牝、鹿戸、父ロードカナロア、母ハッピーパス)も出走予定。こちらの鞍上は三浦。

 函館2歳Sを勝ったリンゴアメ(牝、菊川)はファンタジーSか、京王杯2歳Sを挟んで阪神JFを目標にするとのこと。

 18日に福島の新馬戦(芝1800m)を制したアオイゴールド(牝、和田雄)は札幌2歳Sを目標とのこと。鞍上の川又が「まだまだ緩さの残る現時点で勝つのですから先が楽しみ。良馬場でも走れると思います」と高評価を与えており、今後の成長も楽しみな一頭です。

 ダイワスカーレットの孫にあたるスカーレットテイル(牝、高柳瑞、父ハービンジャー、母ダイワレジェンド)は小柄ではありますが、調教はしっかりと動けていますね。8月9日の新潟・芝1600m・牝馬限定でのデビューを予定しています。

 フランスで8戦8勝という成績を挙げたラクレソニエールを全姉に持つグラヴィル(牝、国枝、父ルアーヴル、母アブソリュートレディ)は先週金曜にゲート試験を合格。今後は様子を見ながらいったん放牧に出すか、そのままデビューを目指すか決められる。(馬三郎美浦支局・木村)

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