【新潟JS】平沢「愛着ある」ケイティクレバーで3連覇だ

 「新潟JS・JG3」(8月1日、新潟)

 18年はタイセイドリーム、19年はマイブルーヘブンを新潟ジャンプSでVに導いた平沢健治騎手(39)=栗東・フリー。20年は19年10月の入障から「週末以外は乗っていて、愛着がある」と二人三脚で歩んできたケイティクレバーとともに3連覇を狙う。

 障害レースではここまで全てで手綱を取り、調教でも付きっきり。入障当初は不安定だった飛越も、「ロスがなくなって、オープンでもいいレースができるようになった」と着実に上達中だ。さらに「厩舎の方も先生(杉山晴師)も話をしてくれますし、自分が使ってほしいと思った番組を使ってくれる。本当にやりやすくさせてもらっています」と周囲の手厚いサポートの効果を強調する。

 「新潟は乗りやすくて、能力がそのまま反映されやすい。去年、おととしと勝てたのは馬が良かったおかげですよ」と謙遜するが、「ケイティクレバーもチャンスのある馬です」と胸を張る。相棒のため、そして支えてくれる周囲のために、感謝の思いを結果で示す。(デイリースポーツ・山本裕貴)

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