ミシェルに朗報!女性騎手短期免許の条件緩和 現状は世界9騎手…年内申請なら対象に
JRAは5日、女性騎手に対する短期免許成績要件の新設を発表。申請に必要な騎乗実績が緩和された。
外国人騎手の短期免許取得の条件は厳しく、(1)本拠地における過去2シーズンいずれかのリーディング上位者(2)当該年または過去2年で、凱旋門賞などの指定外国競走、あるいはJRA・G1を2勝以上-といった基準の一つを満たしていることが条件。しかし、女性騎手がより活躍できる環境を整えるため、新たな条件を追加(同時期に5人とする枠組みは維持)。現状、世界9騎手が対象となっているが、とりわけJRA通年免許試験受験を表明しているミカエル・ミシェル騎手(25)=フランス=にとっては、願ってもないチャンスが到来したと言えるだろう。
これまでの条件では基準に満たなかったが、同騎手は18年に72勝を挙げて仏国の女性リーディングに輝いているため、年内に短期免許を申請すれば対象となる。無論、コロナ禍の収束次第ではあるものの、短期免許での再来日を足掛かりに、大きな夢を実現させる可能性が高まった。