【競輪】梅川アルテミス賞V 賞金ランク3位に浮上「もちろん頂点を目指す」
「アルテミス賞レース」(13日、名古屋)
2日目9Rアルテミス賞レースは、梅川風子(29)=東京・112期・L1=が最終1角5番手からまくって優勝した。
人気に応える力強い走りで優勝した梅川。5番手で進めたレースだったが、動きがないと判断すると自ら仕掛けた。「本来なら2角手前で仕掛けるけど、武雄で大久保さんに合わされて負けたので、気持ち早めに行った」と最終1角から踏み上げ、まくりを決めてライバルを力でねじ伏せた。「負けたことがあるからこその仕掛けでした」と敗戦した反省点をこの舞台でしっかり生かした。
7月からはナショナルチームに所属。「競技も経験したいけど、競輪があるので。必ず生きてくると思うし楽しみ」とまだまだパワーアップの可能性を秘めている。
賞金ランクも3位に浮上。ガールズグランプリ(12月28日・平塚)出場に前進した。「コツコツは大事ですね。もちろん頂点を目指す」と女王襲名に意欲を見せた。