ルヴァンスレーヴが引退
18年チャンピオンズCを制するなどG1級4勝を挙げ、18年度のJRA賞で最優秀ダートホースに輝いたルヴァンスレーヴ(牡5歳、美浦・萩原)が現役を引退することが17日、所属するG1サラブレッドクラブのホームページで発表された。
同馬は17年8月にデビュー。同年12月の全日本2歳優駿(川崎)を勝ち、初重賞制覇を決めた。3歳初戦の伏竜S(中山)で2着に敗れ、デビューからの連勝は3でストップ。しかし、その後はユニコーンS(東京)、ジャパンダートダービー(大井)、マイルCS南部杯(盛岡)と次々にタイトルを獲得し、チャンピオンズCを制して、ダート界の頂点に立った。
ところが、4歳になってからは度重なる脚部不安に見舞われ、長期休養を余儀なくされた。今年5月のかしわ記念(船橋)で約1年半ぶりに復帰したが5着。続く6月の帝王賞(大井)でも10着に敗れていた。秋へ向けて北海道安平町の追分ファームリリーバレーで調整されていたが、本来のパフォーマンスを取り戻すのは難しいことから、関係者が協議して引退することが決まった。今後については、社台スタリオンステーションで種牡馬入りする方向で調整が進められている。