JRA 栗東トレセン火災の原因特定できず「再発防止策を徹底」事件性は低いと結論

 JRAは17日、14日に発生した滋賀県・栗東トレーニングセンターでの火災事故について、15日に行われた湖南広域消防局中消防署および滋賀県草津警察署による実況見分の結果の見解を発表した。

 それによると、火元となった村山厩舎の延焼状況や電気系統全般について確認したが、現状では出火原因は特定できないとの結論が出され、詳細については今後さらに調査が進められる。また、火災発生前からの防犯カメラ映像を確認したところ、一切の人の出入りが認められなかったことから事件性は低いと結論づけられている。

 この火災は14日午後5時30分過ぎに栗東トレセンの村山厩舎から出火し、午後8時25分ごろに鎮火した。しかし、逃げ遅れた4頭を含む5頭の競走馬が犠牲となった。JRAは「このような事故を繰り返さないよう、再発防止策を徹底して参ります」とコメントを出した。

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