【ボート】びわこヤングダービーカウントダウンコラム1
「ヤングダービー・PG1」(17日開幕、びわこ)
プレミアムG1「第7回ヤングダービー」が17~22日の6日間、滋賀県のボートレースびわこで開催される。毎年スリリングなレースが展開される“若手の登竜門”。大会の見どころを2回にわたって紹介する。
混戦ムードだが、地元近畿地区での開催とSG経験を加味し木下翔太を中心視する。SGで優出3回の実績は今大会では一番。びわこでも6優出、優勝1回と相性がいい。念願のG1制覇へ機は熟している。
羽野直也は2017年10月に大村G1を制し平成生まれ初のG1覇者として名をはせた。SG出場14回は出場メンバー最多、今年は6月グランドチャンピオン(宮島)でSG初優出を果たした。8月メモリアル(下関)も予選突破とリズム快調。2回目のG1タイトル獲得へチャンスは十分。
羽野以外のG1優勝経験者は仲谷颯仁、関浩哉、上條暢嵩、大山千広の4人。仲谷は昨年こそFに悩まされたが、今年はリズムを取り戻している。羽野とともに世代を代表する存在でもありV候補の一角。一方で大山はF2の重荷があり、割り引きが必要だろう。
磯部誠は屈指のハンドルワークを誇る。今年は優勝5回で、前節の住之江G1でもファイナル入り。今度こその思いで臨む。地元からは木村仁紀、松山将吾が参戦。難水面で知られるホームプール。地の利を生かして奮闘を誓う。女子は大山を筆頭に大会最多の9人が出場する。