【オート】柴田善臣騎手の三男・陸樹が選手養成所に入所 「小さい頃から父親のレース姿に憧れ」
オートレースの第35期選手候補生の入所式が15日、茨城県下妻市の筑波サーキット内にあるオートレース養成所で行われた。JRAの柴田善臣騎手(54)=美浦・フリー=の三男・陸樹(りっき、24)ら20人が、来年6月のデビューに向け、9カ月にわたる訓練をスタートさせた。
柴田候補生は、オートバイの全日本ロードレースJ-GP2で年間5位(2017年)と活躍した実績が認められ、特例枠で合格した。JRA騎手の父はG19勝を含め、通算2000勝以上と30年以上も第一線で活躍を続ける。
「小さい頃から、父親のレースをしている姿に憧れを持って、ロードの世界で頑張っていましたが、タイヤも車体も同じ条件で争うオートレースに魅力を感じ、この世界で活躍したいと思いました。9カ月間、訓練をしっかりこなし、立派なオートレーサーになります」
例年なら入所式は親同伴となるが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で候補生のみが出席した。