【POG】ルージュバック弟・テンカハル好気配 藤岡佑も合格点「雰囲気良さそう」

 「新馬戦」(3日、中京)

 19年の1歳セレクトセールで2億9000万円(税抜き)の高値がついたテンカハル(牡、父キングカメハメハ、栗東・矢作)が、土曜中京5R(芝2000メートル)でデビューする。半姉に重賞4勝馬ルージュバックを持つ良血だ。

 入厩後はコースと坂路を併用して乗り込まれ、時計も順調に詰まってきた。栗東坂路での最終追いでは4F53秒4-12秒7をマーク。2週連続で調教にまたがった藤岡佑は「雰囲気は良さそう。いい仕上がりにあると思う」と合格点を出した。

 モズアスコットなどを手掛けている玉井助手は「大跳びなので、坂路よりコースの方が走りやすい」と、実戦でさらに良さが出そうなムード。まずは初戦の走りに注目したい。

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